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うつ病になると外出ができない? [引きこもり]

こんにちは、りんです。

本日は、うつ病になると外出ができない?についてお話しさせて頂きたいと思います。

外出とは、家から出ることですが、会社への出勤も含め、買い物へ出かけたり、友人に会ったりと、
目的を持って外出をします。



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アウトドア派の方に限っては、外出が好きでたまらないとお聞きする事もあります。
気分転換に散歩に出かける方もいらっしゃるかと思います。

外出することに抵抗を感じた事はありますか?

面倒で外出したくないのとはまた異なります。
例えば、買う物があるのに、今日は雨も降っているし、面倒くさいから明日でいいやと思えるのはうつ病ではなく、自分の意思により外出を延期にしているのです。

うつ病では、外出ができない、心では分かっているのに行動ができないという自分との葛藤から始まります。

ストレスが溜まると、気分を変える為に外出しよう、美味しいご飯でも食べに行こう、など、前向きな気持ちが芽生え行動にうつします。
自ら自身にとっての楽しみを探しに行っているのです。
そのように考えられる場合は自身の中にあるストレスを上手に発散できているのです。

うつ病になると、物事を悲観的に捉えるようになります。
嫌なことがあっても前向きに考える事ができなくなりますので、気分を変えてあれをしよう、これをしようという気持ちが奪われるのです。

家から出て気分を変えようとする考え自体が頭をよぎらなくなるのです。

家から出たくない、ずっとこのままの状態で居させてほしいという気持ちが強くなるのではないでしょうか。

うつ病は外出できない.jpg

では、なぜ外出できなくなってしまうのか、その理由は脳内と深く関係しています。

やる気や活動を引き起こす「セロトニン」脳内伝達物質の分泌が減ってしまのが原因と言われています。
セロトニンの分泌が減ってしまうと、これまでできていた日常の活動を億劫に感じ、やる気や気力、威力が失われます。
このやる気や気力が奪われれば奪われるほど、うつ病は悪化します。

さらには、外出する事にさえ恐怖を覚え、人との接触を避けるようになります。

うつ病では、外出をするにも相当なエネルギーを使うと言われています。

近所のコンビニへ行くにも苦しいのです。
気力がないのですから、一つ一つの行動を起こすのに涙苦しい精神が必要になってくるのです。

外出をするには、布団から体を起こし、寝巻きから私服に着替え、髪型を整え、女性はお化粧もし、それなりに外出できる容姿に整え家から出ると思います。

その一連の作業がうつ病では困難になります。

もし、身内でうつ病の方が居れば、無理に外出を促さないで下さい。
そっとしてあげて下さい。
「家に居てばかりいないで、外出しなさい」と、うつ病の方は言われると、さらに気持ちが落ち込み、どうしたら良いか困惑します。
心では分かっていても行動に移せないのがうつ病なのです。
家から出たくても、体が思うように動かないのです。

相手が会話をできる状態であれば、何があったのか、話を聞いてあげて下さい。

家に閉じこもる原因は本人のみ分かっている事なので、話を聞いてあげる事で理解できるようになります。
本人はいたって真面目です、このままではいけない、自分を変えなければいけないと考えています。
前向きに気持ちを持っていきたいと、頑張って考えているのです。
好きで家に閉じこもっているわけではないですから、本人の気持ちを優先し、少しでもうつ病が改善できるように協力してあげましょう。

好きな事や趣味を見つけるのも良いですね。
オススメです。
ケイコとマナブ.net



外出する事ができなくても、協力してあげる事により、家から出られる場合もあります。




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うつ病では、外出する為の支度が困難です。
身支度を手伝ってあげる事により、なるべく本人のエネルギーを使わないように外出に促してあげましょう。

いざ外出ができたとしても、うつ病では外に出て楽しむ気力が持てません、無理に笑わせたり、楽しませるのではなく、本人の意思の赴くまま行動しましょう。
できれば人ごみは避けて、のどかな雰囲気のある草原や、公園の広場など、外の空気を思いきり吸い込める場所がおすすめです。

外出の時間帯は、夜ではなく朝日が出ている午前中に外出しましょう。
明るい太陽をたくさん浴びる事が大事です。
朝日を浴びる事で、脳内のセロトニン物質を増やす効果があります。

この行いを毎日できるようになれば、自ら行動に起こせるように少しずつ改善していくでしょう。
自分から積極的に行動を起こせるようになると、気力が湧いてきた証でもあります。
外出に抵抗がなくなれば、ゆっくりと温泉旅行にでも行ってみよう、そんな気持ちが溢れてくるかもしれません。

太陽を浴びないで一日中家に居る事は、うつ病を悪化させ、さらには完治も遅くなります。

まずは朝起きて、朝日を浴びて、気持ちの良い空気を体で感じさせましょう。

気力もなく、食欲も落ちている場合は、本人の好きな食べ物を優先して食べてもらうようにすると良いでしょう。外出が困難でも、好きな物を食べている時、人は幸せを感じます。
満足感を得ることもできて、自然と笑顔もでてくるのです。
心と脳にエネルギーが満ち溢れるのです。

脳に喜びを与える事が大事です。

自分の中で最近少し変だな、気持ちの落ち込みが激しい、何をしても楽しくないなど
悲観的に考えるようになると、その事ばかりを考えてしまい、さらにストレスが溜まり、気持ちが落ち込み何をするにも楽しくなくなります。
徐々に家にひきこもりがちになりますので、症状が悪化する前に改善するのが一番です。

家族や友人に相談しても良いのです。
一人で抱え込み過ぎた影響でストレスが膨れ上がってしまったのです。

そして、外出が出来るのであれば、家から出ましょう。
悲観的な気持ちのまま家に居るより、外に出て様々な物を見て触れる事が脳の刺激になります。
今日は無理だ、外出をする気力がない、そう思った時こそ、数時間でいいですから、外に出て気分の転換をしてあげるのです。外出をする気力がない、と思える内はまだ心に少し余裕を持てているのですよ、その少しの余裕は、放っておく事で悪化します。

うつ病は外出できない.jpg

うつ病を発症すると、回復までに相当な時間がかかります。

例えば、風邪を引くと、3日ほどで治るかな、など自分で予測ができますが、うつ病の場合、いつ完治するのか自分でも分からないのです。
それは、脳と心の病気だからです。

自分は大丈夫、うつ病にはならない、うつ病になる傾向もない、性格も明るい。
私も、実際そうでした。うつ病を他人ごときに聞いていました、楽しい事が大好きな性格なので、尚更、うつ病は自分には無関係と思っていました。
人前に出る事が大好きな性格が、今では人と接する事に恐怖を覚えるのです。
うつ病を発症する前のあの頃の自分は、自信に満ち溢れ、怖いものなし、常に前向きにわが道を歩いていました。

人は、いつ変わるか分かりません。
きっかけはほんの些細な出来事かもしれないし、長年積み重ねてきた事かもしれない、共通しているのは、ストレスと常に隣合わせだという事です。
無理をすれば心が押しつぶされるのは当然なのです。

一人で抱え込まなくて良いのですよ。

本日は、うつ病になると外出ができない?についてお話しさせて頂きました。

うつ病は悪化する前に対策をし、外に出て、太陽の朝日をたくさん浴びる事、外に出る事が困難であれば、寝る前にカーテンを全開にしてから寝ましょう。
朝になれば自然に日の光が部屋に届きます。
カーテンの閉めっぱなしはNGです。

それが部屋の中でできる朝一番の朝日を浴びれる方法です。
自分の中にある器量を意識し、ストレスを上手に発散させていきたいものです。

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